身近な不調は、タンパク質が不足しているからかもしれない

五大栄養素の一つであるタンパク質について。

タンパク質とは、体を構成しているおもな物質であり約20種類のアミノ酸が組み合わさってできています。言い換えれば、タンパク質は体のほぼすべてをつくっていると言っても過言ではありません。しかし、我々の普段の食生活を振り返ると、タンパク質が不足しているケースはとても多く感じるところです。

▢疲れやすい
▢肩こり・腰痛
▢冷え性

▢貧血
▢抜毛
▢メンタル低下

このような身近に感じやすい不調も、実はタンパク質の不足が関係している可能性が考えられます。症状に心当たりのある方は、ぜひ積極的にタンパク質の摂取を行いましょう。

身近な不調を改善!

不調① 疲れやすい

十分な睡眠を取っていても疲れやすく活動量が減ったと感じる場合、豚肉や鶏肉・牛肉などの摂取が不足して、活性酸素を抑える抗酸化物質が足りていない可能性があります。放置すると、高血圧や糖尿病、感染症にもかかりやすくなります。

強力な抗酸化作用を持つタンパク質の他に、ビタミンC(緑黄色野菜・柑橘類) 、ビタミンE(ごま・アーモンド)を摂取するようにしましょう。

不調② 肩こり・腰痛

肩こりの原因の一つは筋力の低下です。タンパク質が不足し、全身を支持する背骨周辺の筋肉量が減り、体を支えきれなくなることから痛みが発生します。また、栄養バランスの崩れや過食による内臓疲労は、腰や背中に影響を及ぼします。

高タンパクな鶏むね肉や鶏ささ身などの食材を摂って、肩こり・腰痛を防ぎましょう。

不調③ 冷え性

筋肉量が低下すると、全身の熱を生み出しにくくなり血流量を少なくなります。そのため、季節に関係なく手足が冷えるなどの症状が現れます。

冷えを改善するためには、タンパク質をたっぷりと摂って筋肉量を増やしましょう。運動も加えることで熱が生まれやすい体へと変化していきます。

不調④ 貧血

貧血は血液中で酸素を運ぶヘモグロビン量の低下により起こります。このヘモグロビンは、鉄とタンパク質が主な原料なので、どちらかの不足が原因となっている可能性が高いでしょう。

貧血対策として、肉類やレバーなど、鉄分とタンパク質がたっぷり摂れる食材をチョイスすることがあげられます。また、造血にはビタミンB群も重要です。魚介類(カツオ・シジミ・あさり・牡蠣)などを摂るようにしてみましょう。

不調⑤ 抜毛

毛髪のほとんどはケラチンというタンパク質でできているため、タンパク質は欠かせません。また、抜け出には複数の要因があるためビタミンやミネラルも摂れるバランス食が重要です。

おすすめな食材は、亜鉛も含むレバーや、イソフラボンを含む大豆です。柑橘系のフルーツなどでビタミンも摂取してください。

不調⑥ メンタル低下

心の不調をケアするためには、栄養バランスの良い食事が重要になります。
とくに注目したいのが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質の原料となるタンパク質と、この神経伝達物質を作るために欠かせないビタミンBです。

肉類、レバー、カツオ、豆類、濃緑野菜(ほうれん草・ブロッコリー)などを積極的に摂り入れて、糖質となる炭水化物を摂り過ぎないように心がけましょう。

お悩みの際は、お気軽にご相談ください!

タンパク質の摂取は、成人の場合でおおよそ体重1kgに対して1g(体重50kgの場合、50g)です。
これらを目安に、普段からタンパク質を食べるよう意識してみましょう。
普段からタンパク質量の摂り方が少ない方は、食事を改善することで「疲れにくくなった」など実感しやすいかもしれません。

不調がなかなか改善しない場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
皆さまお一人お一人の症状に合った、正確な施術をさせていただきます。

『新しいタンパク質の教科書/著:上西一弘』より引用


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