その場でジャンプしてもらったところ、前距腓靭帯と踵腓靭帯に圧痛を訴える。
軽度の損傷ではあるが、距骨が前方にずれ、足の甲が高くバランス感覚に不安定さが現れていた。
患者さま
福岡県糟屋郡にお住まいの20代会社員
来院
平成29年7月29日
症状の特徴と経過
バスケットボールの社会人チームの練習中に、足首を捻って3週間後に当院に来院。
その場でジャンプをしてもらうと、足首の外くるぶし、前距腓靭帯に圧痛あり。
足首の抵抗検査でも、その箇所に痛みの出現。
足の構造を観察すると、足の甲が高く、リスフラン関節、ショパール関節の動きが硬く感じる。
距骨、舟状骨、立方骨の配列のズレを確認。
既往歴
4年前に両手首の骨折
施術の内容と経過
■1回目
神経機能低下している脊椎、骨盤をカイロプラクティック的アプローチの矯正しました。
・第4腰椎ー第10胸椎、第6頸椎の矯正
次に、足首の骨、舟状骨、立方骨、距骨の配列のズレがあったため、そこを調整。
施術後に、その場ジャンプしてもらった時はまだ痛みがありましたが、状態説明を行い、
温めずに冷やすようにアドバイス。自宅でできる足首の患部を傷めないため、足首のストレッチの
アドバイス。
■2回目〜5回目を週1回のペースで来院
繰り返しのカイロプラクティックの施術により、患部の腫れはなく、患部を押しても痛みはなく、痛みは解消されました。
あとは、メンテナンスの希望により、月に1回メンテナンスを行っています。
まとめ
一人一人の体の体質や身長、体重の違いはありますが、回復する体になれば自然と痛みは軽減します。
カイロプラクティックは痛みを取る目的ではありません。
体に備わっている治癒力を活性し、神経システムを再構築します。
※足首捻挫は個人差があり、人により反応の現れ方は違います。
一般的な効果を意味するものではありません。