空気中の汚染物質によるアレルギー

受付の柴原です。

最近では、健康被害などの影響から「PM2.5」や「黄砂」の言葉を頻繁に耳にするようになりました。もともと福岡は黄砂の影響を受けやすい地理にあり、昔に比べてどよんと空気が白く濁ったような天候の日が多く、PM2.5や黄砂の影響が懸念されています。

空気中の汚染物質

PM2.5とは

particulate matterの略で、直径が約2.5μm(マイクロメートル)以下の超微小粒子のことです。このごく微小な粒子が大気中をさまよい、あまりに小さな粒子のため、我々の肺の奥深くまでも入り込んでしまい呼吸器系・循環器系への原因となる可能性が考えられています。
PM2.5が浮遊する原因は、工場からでる煙や自動車の排気ガス、土壌や火山ガスなどが挙げられます。冬から春にかけて濃度が上昇する傾向にあります。

黄砂とは

黄砂とは、アジアの砂漠地域などから強風によって舞い上がった黄砂粒子が、大気中に浮遊しつつ降下する現象です。
日本では、春に観測されることが多いのですが、秋や冬にも観測されることがあります。

予防について

もともとアレルギー疾患のある方や高齢者の方は、PM2.5や黄砂の予報に基づいて対策を行いましょう。

  • 外出の際はマスクを着用しましょう。
  • ジョギングなどの屋外での激しい運動は避けるようにしましょう。
  • 不要不急の外出は出来るだけ避けましょう。
  • 外から帰ったら、眼を洗い、うがいを行ってください。
  • 空気の入れ替えは必要最小限に行いましょう。
  • 洗濯物は出来るだけ外に干さないようにしましょう。
  • 車の運転時は窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。
  • 洗車などは、PM2.5の多い日や黄砂の時期を避けて行いましょう。

大掃除などで、いつもよりもアレルギー反応が強く出ている方が多いです。
アレルギー症状が気になる場合はどうぞ一度ご相談ください。

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