鼻の役割
鼻にはたくさんの役割があります。
ひとつは加湿。
体内に入る空気が加湿されることで、免疫機能が高まり風邪などのウイルスなどにも影響されにくくなります。
次にエアコンの役割。
鼻呼吸では、吸った空気が温められ肺に送られるため、免疫力が高まります。
そして、空気清浄機の役割。
鼻の中で、大きな役割を担っているのが鼻毛です。
ほこりやウイルスなどをフィルターの様にキャッチして、体内に侵入するのを防いでくれています。
鼻呼吸のための舌の位置
人は産まれてすぐに母乳を飲む本能から鼻呼吸を覚えます。
寝ている赤ちゃんの口をそっと開けてみると、舌がペタッと上顎にひっついているのを見たことがあるでしょうか。
本来、鼻呼吸のためにあるべき舌の位置は、上顎の位置なのです。
「口呼吸」の増加
現代では、会話が減少し(SNSの復旧により)口周りの筋肉が衰え、アレルギー疾患(鼻炎)の増加により本来の舌の位置をキープすることが出来ずに、口呼吸になっている方が増加傾向にあるそうです。
- 口がいつも開いている
- 唇が乾燥しがち
- 何となく疲れやすい
- 物忘れがひどい
- 風邪をひきやすい
- 歯並びが悪い
- 発音が悪い
- 眠りの質が悪い
- 舌を噛みやすい
- アレルギー性疾患(花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎など)
こんな症状がある方は、もしかすると「口呼吸」になっているかもしれません。ぜひご自身の舌の位置を改めて確認してみましょう。
まとめ
お身体に不調を訴えていらっしゃる方ほど、口呼吸であることによく気づきます。
口呼吸は、身体に様々な悪影響を与えます。
冬になると活発になる季節性のウイルスの予防のためにも、ぜひ鼻呼吸を意識しましょう。
お身体のことでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。