こんにちは、たすく整骨院です。
患者さまから「腰が痛い時はどうしたらいいですか?」という質問をいただくことがあります。
患者さま自身の独自の対処方法が間違ったやり方をしてしまい、悪化させたり、治りにくくなる原因となります。
そこで、もし急に腰が痛くなった時のやってはいけない対処法、正しい対策にしてついてお伝えさせていただきます。
急な腰痛の時の入浴は危険!
急性の痛みで炎症がある時は、温めてはいけません。ケガによって組織が炎症し、24時間から48時間の間に熱感と腫れ、出血を生じます。
痛いからといって、お風呂に入ることは更に痛みと炎症を強めますのでお風呂の入浴は控えましょう。
対策
1時間に5~10分間程度保冷剤、アイスパックで痛み場所を冷やして、40~50分休憩を入れます。それを2~3回繰り返しましょう。
そうすることによって炎症を抑えられ、痛みを抑制することができます。
急な腰痛の時の飲酒は危険!
お酒を呑んで痛みが楽になるといってお酒を呑まれる方がいますが、一時的にお酒によって痛みの感覚が鈍くなり楽になったと錯覚を起こします。
お酒を呑むと血行循環を良くなることで、痛み物質が痛みがある部分に流れ行き届き、痛みが悪化してしまうことがあります。痛みがある時は、飲酒は避けましょう。
急な腰痛の時の慰安マッサージは危険!
日頃の疲れるを取る、リラックスする目的で、慰安マッサージに行くことは良いと思います。しかしながら、慰安は慰安であり、治療ではありません。治療目的?のため、慰安マッサージに通い、かえって悪化された方を何人も診てきました。
マッサージ屋さんは、急性の痛み、炎症箇所のマッサージをしないように指導、教育を受けていると思いますが、お客さんの要望に答えるため、もしかしたらマッサージされる可能性があります。
対策
炎症箇所以外のマッサージは問題ありませんが、炎症箇所のマッサージは悪化の恐れがありますので、患部のマッサージは控えましょう。マッサージを受ける側がしっかりとして知識を持つことが必要です。
急な腰痛の時のストレッチは危険!
急性の痛み時は、適度な「安静」にするのがとても大切です。腰が痛い時の腰周りの筋肉を伸ばしてしまうと、悪化したり治る期間が延びるかもしれません。
早く治したいがためにやりたくなる気持ちはわかりますが、控えましょう。
対策
急な腰痛が起きた時は、腰に熱がある時は痛みがある箇所を冷やし、冷湿布を貼りましょう。それでも治まらない場合は信頼おける医師、病院で検査して、診てもらいましょう。病院で診てもらったけど、改善が見られない場合は、信頼おける整骨院、整体で治療後に最適なストレッチ方法を習ってください。
急な腰痛のまちがったやり方についてのまとめ
いかがだったでしょうか?
急な腰痛の時のお風呂の入浴、飲酒、ストレッチは状態を悪化する恐れがあります。個人の判断したことがかえって、治りにくくなる場合があります。もしもの時の参考やケガしてる方の役に立てればと思います。