みなさん、こんにちは!たすく整骨院です。
みなさんはパソコン中、デスクワーク作業後に肩こり、首・肩・腕・背中の痛みを感じたことりますか?
現在社会において、このような症状を訴える方が増えてきました。もしかしたら、その症状頚腕症候群かもしれません。今回は頚肩腕症候群、予防、対策についてご紹介させていただきます。
頚腕症候群とは
頚肩腕症候群って聞いたことありますか?
名前の通り、首、肩、腕に痛みが出る症状です。具体的には、首が重だるい感じがしたり、首の動きが制限されたり、腕にしびれが現れたりします。
原因はさまざまですが、多くの場合は首の筋肉が緊張して「ストレートネック」という状態になることが引き金となっています。ストレートネックは、長時間のスマホやデスクワークが大きな原因になっています。実は、この症状、明確な診断基準がありません。
でも、レントゲンやMRIで大きな問題が見つからず、他の首や肩の病気が否定された場合に、頚肩腕症候群と診断されることが多いんです。
パソコン作業と頚肩腕症候群の関係
さて、パソコン作業と頚肩腕症候群の関係について、もう少し詳しく見ていきましょう。パソコン作業って、同じ姿勢で長時間続けることが多いですよね。これが実は大問題なんです。同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が疲労して血流が悪くなります。特に、猫背や巻き肩の姿勢で長時間作業を続けると、首や肩の筋肉に大きな負担となってしまいます。また、キーボード入力やマウス操作など、同じ動作を繰り返すことも原因の一つにもなります。これらの動作が首、肩の筋肉を酷使してしまいます。さらに、仕事のストレスも無視できません。精神的なストレスは体の緊張を高め、症状を悪化させる可能性があるんです。
自己診断:あなたは頚肩腕症候群?
「もしかして、私も頚肩腕症候群?」と思った方も多いのではないでしょうか。
ここで、簡単な自己チェックをしてみましょう。
以下の症状がある場合は、頚肩腕症候群の可能性があります。
2.字が書きにくくなる
3.腕や手に脱力感がある
4.腕や首が重苦しく感じる
5.運動をすると痛みが強くなる
また、症状がひどくなると頭痛を伴うこともあります。ただし、これらの症状は他の病気でも起こる可能性があるので、自己診断だけで判断せず、気になる場合は専門医の診察を受けてください。
頚肩腕症候群の予防と対策
頚肩腕症候群は予防が大切です。日常生活でできる対策をいくつか紹介!
正しい姿勢を保つ
デスクワーク中は背筋を伸ばし、モニターの位置を目線より少し下に調整しましょう。
定期的な休憩
1時間に1回は立ち上がって、軽いストレッチをしましょう。
ワークステーションの改善
エルゴノミクスに配慮した椅子やキーボード、マウスを使用しましょう。
適度な運動
首や肩のストレッチ、軽い筋トレを日課にしましょう。
ストレス管理
仕事のストレスをためないよう、リラックスする時間を作りましょう。
これらの対策を日常的に実践することで、症状の予防や改善に繋がります。
専門家の診断と治療法
自己対策で改善が見られない場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。医師は問診や身体検査、必要に応じてレントゲン検査などを行い、適切な治療法を提案します。頚肩腕症候群の一般的な治療法には以下のようなものがあります。
⑴薬物療法
消炎鎮痛剤や筋弛緩薬、漢方薬などを使用します。
⑵リハビリテーション
ストレッチや頚部コルセットの使用など、症状に合わせたリハビリを行います。
⑶ブロック療法
トリガーポイント注射や椎間関節ブロックなど、痛みを和らげる注射治療を行います。
治療法は症状の程度や原因によって異なるので、医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。また当院でも頚腕症候群の治療、施術を得意としております。福岡市近郊の方で頚腕症候群でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
頚腕症候群についてのまとめ
頚肩腕症候群は、パソコン作業など現代の生活様式と密接に関連した症候群です。首、肩、腕の痛みやしびれが特徴的で、長時間の同じ姿勢や繰り返し動作が主な原因です。予防には正しい姿勢、定期的な休憩、適度な運動が効果的です。症状が気になる場合は自己診断せず、専門医の診察を受けることが大切です。適切な治療と生活習慣の改善で、多くの場合症状は改善します。デスクワーカーの皆さん、自分の体と向き合い、健康的な働き方を心がけましょう。