来院者さま
70代女性
症状
◯主訴:お尻(でん部)に強い痛み、ここ数日左お尻に痛みを感じるが、特に右お尻が痛い。
〇その他症状:両ふくらはぎ外側の痛み、右足の中指にしびれあり。
今年の3月から右お尻に違和感を感じていたが、特に気にする事もなく過ごされていたとのこと。
しかし、我慢の限界で筋膜リリースの整体院に2カ所通ってみたものの、その時は痛みは軽くなったが1週間経つと、ピークの痛みを感じて当院にお越しになられました。
通院期間・回数
《来院日》
令和5年7月29日
初見
〇右脚に重心が乗りやすさが見受けられる。
〇体幹、首と別々にある一方方向に、捻る・向く癖が見受けられる。
〇腰と骨盤の関節の動きの硬さ。
施術と経過
【初診日】
①腰椎5番-仙骨間の調整
(コメント)
前職の座る時間が長かったことが、より一番体重が腰椎5-仙骨間の椎間板の負担、腰椎5番のずれの反応があり。
②頚椎7番の調整
(コメント)
腰椎と同様、頚椎の前職の姿勢が影響して、首の動きの制限、傾きが生じて、神経の緊張状態が記憶知れている様子。頚椎調整後、可動域広がる。
③右梨状筋、右大腿筋膜張筋の調整
(コメント)
右側に体重が乗る習慣があることから、右でん部、右脚の筋肉に緊張が起こりやすくなっている。筋肉の緊張が和らぎ、施術後はでん部の痛みの軽減が見受けられる。
長期的な神経圧迫による影響があることから、一回では改善は難しいと判断。計画を立てて、施術を行っています。
各習慣とアドバイス
施術で結果を出すことは当然ですが、施術だけでは克服、解消が難しい時代となっています。
そこで、自己管理、生活管理する方法をひとつひとつ取り組んでいただくことで、良い結果へと繋がります。
【体の酸化を防ぐアドバイス】
日常生活の中で気をつけなれば、体を酸化するものばかりです。
アルカリ性食品、重曹クエン酸水を摂りながら、体内の炎症、酸化を防ぐようにお伝えさせていただきました。
【姿勢、座り方のアドバイス】
この方は基本姿勢は良かったのですが、ある座り方が余計に腰の負担となっていました。また前職の体の使い方が、より腰の状態を悪化させていたと推測。そして、右肩を下にして寝ることがあることも、余計に右でん部、股関節に緊張が起こりやすくなっています。その普段の過ごし方を細かくお伝えしながら、同じような痛みを自ら起こさないようにアドバイスさせていただきました。
まとめ
ひとりひとり痛みや症状を招く要因はさまざまです。その要因を避けながら、対策しつつ、自然治癒力働く体に戻ることで、日々の暮らしを快適に過ごすことができます。
どこ行っても良くならない食いしばり、坐骨神経痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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