今回ご紹介する症例は、
走る時に足のうらに痛みが走り、足底筋膜炎に悩む福岡市南区にお住まいの50代男性Tさまです。
雨が降らなければ毎日欠かさず走り、毎年福岡マラソン、北九州マラソンに参加されている患者さまですが、日々の走る負担により足うらに痛みを発症しました。
今回のケースをどのように施術を行ったかご紹介していきたいと思います。
※クライアントさまより許可を得て症例を報告させていただいております。
体全体の検査と足の検査
来院日
平成30年8月15日
動作による疼痛の確認
ジャンプ動作によりかかと〜アキレス腱周辺に鈍痛
触診
・左足底の踵寄りに軟部組織の硬結
・左足首外果周囲の靭帯に圧痛、足根洞にも圧痛
・アキレス腱に硬結、圧痛
整形外科テスト
・左パトリックテスト陽性
・左片足立ちテスト陽性
足底筋膜炎の施術ーセルフケアのアドバイス
足の施術の前に、体全体の神経の働き高めるためにカイロプラクティツクの施術を行いました。
左骨盤ー胸椎7番ー頚椎6番。その後、足首距骨、舟状骨の矯正
アジャストメント後には、ジャンプ動作による疼痛は軽減。
3回目以降より足底の硬結を散らしていく施術、足首距骨のずれを整える施術、アキレス腱の筋膜をはがしていく施術、脛骨下端の矯正をタイミングみながら行いました。
ご自身でもケアしていくことでより早く回復していくため、セルフケアや体の使い方のアドバイスをさせていただきました。
施術計画ーその後
根本的改善には3ヶ月が必要だと判断致しました。
1ヶ月目の3週間は週に2回、その後週に1、2回のペースで施術
治療計画後には足底の痛みはなくなり、フルマラソンを走っても疲労が残る程度になりました。
施術終了後に行われた福岡マラソンでは自己記録を更新できたと喜びのメールをいただきました。
まとめ
足底筋膜炎だからといって足、足底に囚われてしまうのは対処療法でしかないと思います。
どこかに原因があり、それによって生じた結果です。
体に備わっている治癒力を高め、健康な体を手に入れていただきたいです。
足の悩み、足底筋膜炎でお困りの方は、お気軽にご相談ください。