腸脛靭帯炎の痛みでこのようなお悩みをお持ちではありませんか?
・走ると痛い
・足に力を入れると膝が痛い
・足に力が入りにくい
・ふとももの外側が常に痛い
腸頸靭帯炎は、走るスポーツをしている方に多く発症するため、ランナー膝とも言われています。
大腿骨外側上顆の近傍で、腸脛靭帯およびその深部の滑液包に炎症が生じることで、痛みが現れれると考えれます。
ランニング動作の運動解剖
ランニング動作は、膝を曲げて接地した際、さらに膝を曲げることで衝撃を緩衝します。
その後、体の重心を持ち上げため膝を伸ばし、足が離れる直前から膝を曲げる運動が生じ、脚を振り上げます。
最後に膝を伸ばす運動により、足が再び地面に接地します。この動作を素早い動作で繰り返することで、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の間で大きな摩擦力が生じ、大腿骨下外側部に痛みが現れます。
腸脛靭帯炎の原因には以下の原因が考えられます
・O脚
・筋力の低下
・筋肉の柔軟性の低下
・オーバーユース(使いすぎ)
・股関節の問題
・膝、足関節の問題
・背骨、骨盤のサブラクセーション(ズレ)による、神経異常を起こしている
臨床からみる腸脛靭帯炎になりやすい生活パターン
・椅子に座っている際、膝が外に広がっている
・週2、3回以上、長距離を走る
・運動する体に出来上がってない中で、初日に長距離を走った
・ボールを蹴る、膝の屈伸動作を繰り返す(サッカー)
腸脛骨靭帯炎の施術案内
股関節、膝、足関節の調整
それぞれの股関節、膝関節、足関節に可動域制限があると、制限の負担によって筋肉、靭帯にも影響をあたえることがあります。それぞれの関節の状態を正確に把握し、関節の制限を開放していくことで、筋肉、靭帯の負担が軽減していきます。
背骨、骨盤の調整
背骨、骨盤からそれぞれの箇所に神経が伸びて、筋肉、靭帯、関節を支配しコントロールしています。
しかしなんらかの原因によって、背骨、骨盤にずれ、歪みが生じることで、神経伝達異常により運動神経、感覚神経の機能低下につながり、膝の炎症、腫れ、筋肉、靭帯の緊張などの回復の遅れとなります。
そこで当院の施術は背骨、骨盤を手によって調整していくことで、運動神経、感覚神経の機能が高まり、膝、靭帯の回復しやすい環境となります。
筋肉の調整
腸脛靭帯は大腿筋膜張筋と大臀筋と繋がっている靭帯です。
それらの筋肉が緊張収縮し、柔軟性の低下によって靭帯に負担を受け、脛骨の結節部に痛みを発症してしまいます。
当院の施術では大腿筋膜張筋と大臀筋のの緊張を和らげ、柔軟性を確保するための施術を致します。