膝の痛みの症状について
福岡市南区のたすく整骨院では膝の痛みによって以下のような方が来院されています。
・階段の登り降りが痛い
・階段の登り降りの時に手すりがないと痛くて不安
・じっとしてるだけでも痛い
・膝を動かす時に「ポキポキ」と音が鳴る
・膝を床に付けた瞬間に痛みが走る
・ランニング中に膝に痛みが走る
膝関節は、大腿骨、脛骨、腓骨、膝蓋骨がそれぞれ関節を構成し、曲げたり、伸ばしたり、また僅かではありますが捻れの動きがあります。
4つの骨で構成されている関節のため、膝の痛みには複雑な絡みによって痛みが生じます。
膝の痛みの施術をする前に
膝の施術をする前に、どこが痛いかによっておおよその検討がつきます。
・膝関節の前の痛みなのか?
・膝関節の後の痛みなのか?
・膝関節の外側の痛みなのか?
・骨格の歪みによって起こる膝の痛みなのか?
膝の痛みのタイプは以下のように分けられます。
【前の痛み】
・変形性膝関節症
・半月板損傷
・ジャンパー膝
・関節水腫
【後ろの痛み】
・変形性膝関節
・反跳膝
・ベーカー囊腫
・前十字靭帯、後十字靭帯損傷
【膝内側の痛み】
・鵞足炎
・タナ障害
・O脚
・内側側副靭帯損傷
・滑液包炎
【膝外側の痛み】
・腸脛靭帯炎
・X脚
・外側側副靭帯炎
膝の痛みは、運動不足や筋力低下による膝関節の不安定、誤った体の使い方、ケガの後遺症など、たくさんの原因が考えられます。
また、膝だけの原因ではなく、骨盤、股関節、足首をかばって現れてくる痛みもあります。
しっかりと総合的に診ていくことがとても重要です。
臨床を通して膝が痛くなりやすい誤った身体の使い方
膝を痛めやすい人には、共通した原因があります。
それは無意識に「痛めやすい膝に重心が乗りやすいこと」です。
たとえば、右利き、左利きと手に利き手があるように、膝にも利き足があります。
歩く時に最初の一歩を踏み出す足です。
利き足側の膝に生活動作の負担が蓄積されることにより、膝が痛くなりやすい環境になってしまいます。
生活、仕事の中で負担になる動作としましては、次のようなものが考えられます。注意してみましょう。
◆立っている時にどっちかの足に重心をかけている。
◆階段を登る、降りるときいつも同じ足から一歩踏み出す。
◆自転車に乗って停車するとき、いつも同じ足を着いて止まる。
たすく整骨院の膝痛の施術内容
膝関節の調整
膝の動きの制限や炎症の程度、痛みの程度を把握し、膝関節の施術を致します。
膝関節に痛みがあると膝の環境はとても繊細な環境になっているため、無理な施術は致しません。
一つ一つ状態、施術を説明し同意のもと施術致します。
股関節、足関節の調整
膝の痛みは、股関節、足関節の機能制限によって膝の負担となり、痛みや炎症を起こす原因もあります。
膝関節だけでなく、股関節、足関節の機能制限を調整し開放することで、回復していきます。
腰椎、骨盤の調整
膝を支配している神経は第3、4腰神経となります。それらの神経が圧迫受けると膝関節、膝周囲の筋肉の感覚神経、運動神経の働きが下がります。それによって感覚、運動情報が伝達が遅れが生じ、疲労回復の時間に遅れ、反射運動の低下、結果、膝蓋靭帯に炎症が起きてしまいます。腰椎の神経圧迫を取り除く調整を行うことで、神経機能を高め、回復していく膝環境が整えられます。
筋肉、軟部組織の調整
膝周辺に存在している筋肉には、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋などの筋肉があります。それらの筋肉が緊張収縮や筋力低下によって膝の負担となっている場合があります。ひとつひとつの筋肉を評価して、それぞれの障害によって適切な施術が必要となります。