本日の症例の紹介は、
腰痛に悩む福岡市にお住まいのHさま70代女性です。
腰痛は、スポーツしている学生、働き盛りの男性から主婦、ご年配の方などと幅広い年齢に起こり得る悩みです。
今回はどのような施術をおこなったかご紹介したいと思います。
何十年も立ち仕事で痛めてきた腰痛
来院日
平成29年8月2日
もともと慢性的な腰痛を持っていて、仕事をやめるまで立ち仕事を何十年と続けて来られたそうです。
日常生活の影響
・料理を作るのに、長時間経っているとだんだんと腰と脚が辛くなり、料理が苦痛に感じる。
・お子さんたちと散歩すると、長く歩くのが痛い状態。
・買い物に出かけると、腰が痛く休憩するためにしゃがみこんだりする。
・腰痛と脚が痛みため、正座や胡座で座れなくなった。
腰痛の検査
動作による疼痛の確認
・腰の前屈、後屈動作に疼痛
・股関節を高く上げ、足踏み動作での腰と脚に疼痛
・膝の屈伸動作の痛いと最後まで屈伸できない状態
整形外科テスト
・パトリックテスト陽性
・ナクラステスト陽性
・ケンプテスト陽性
・右片足立ちテスト陽性
知覚テスト
大腿外側部〜下腿部の外側部にかけて疼痛、知覚鈍麻、シビレ
腰痛の施術
同時に施術した症状
右脚のシビレ、右膝の痛み
施術内容
神経機能低下している脊椎をカイロプラクティック的アプローチの矯正。
骨盤ー頚椎9番ー頚椎7番の矯正ー右大腿部の筋膜の施術
矯正前は腰の前屈、後屈、足踏み動作、膝の屈伸ができなかったのが、矯正後は問題なくできるようになりとても喜んでいただけました。
また今の状態を保ちながらもより改善していくためのストレッチ、セフルケアを伝授し、この日は施術は終了しました。
タイミングを見ながら、生活に必要な筋力を鍛えてもらい、健康な身体を維持を保つための運動のアドバイスいたしました。
痛みや不調があっても筋肉を鍛え、セルフケアすることでちょっと痛みはすぐ和らげることができます。
施術計画
根本的に改善していくためには、3ヶ月の施術計画を立てました。
1ヶ月目週2回のペースで来院、2ヶ月目は週1回のペース、3ヶ月目は2週間に1回
施術経過と終了
順調に回復し、1ヶ月後には痛みは2ー3割程度残っている状態となりました。
日によって痛みが強く現れることもありましたが、自然と痛みが治まる身体へとシフトしていきました。
3ヶ月後には、娘さんと散歩しても辛くなく、楽しく買い物ができるようになりました。
また、何よりも正座や胡座で座れるようになったことをとても喜んで頂けました。
周りの友人、お子さんたちからも姿勢がよくなったと声をかけてもらうようになり、とてもイキイキしています。
施術計画を終了とし、現在は定期的なメンテナンスで、健康な身体を保って頂けおります。
まとめ
一人一人の体の体質や身長、体重の違いはありますが、治癒する体へシフトしていくことで自然と痛みは軽減します。
カイロプラクティックは痛みを取る目的ではありません。
体に備わっている治癒力を活性し、神経システムを再構築します。
腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。