■患者さま
福岡市南区にお住まいの40代女性
■来院
平成30年4月10日
■症状の特徴と経過
慢性的な腰痛に悩み、朝起きた時から腰が痛みがあり、いろいろな整体や整骨院に通われてたそうです。
慢性化している腰痛は、触診だけではわからない問題が潜んでいる可能性があるため、提携しているクリニックでレントゲンの撮影を依頼してみたところ、仙骨と第5腰椎の間の椎間板が薄くなっていました。
椎間板が薄くなっている箇所は触らない方がよいでしょう。
触っても何も変化が見られない、また悪化する恐れがありますが、状態をみながらの施術が必要です。
そういう情報は、触診ではわかりにくい情報のため、時間をかけて痛み箇所をマッサージしても、納得のいく結果にはならないことが確認できました。
■既往歴
なし
■スポーツ歴
学生時代は高跳び。
高跳びは、バーベルを超えて背中で着地するため、強い衝撃が常に背骨に負担をかけていることになります。
学生時代のスポーツが引き金となり、結果それが原因になることがよくあります。
学生時代にどんなスポーツをしていましたか?は、よく問診時に伺います。
■施術の内容と経過
最初の2週間は週2回ご来院頂き、脊椎のバランスを整えるためカイロプラクティック的アプローチ。
後頭骨の傾きー第4腰椎ー第1胸椎を矯正
その後、左右の足、内側楔状骨、舟状骨の調整
3週目から5週目は週1回のペースで来院していただき、痛み楽になり、朝の起きた時の腰の痛みもなく、喜んでいただきました。
根本的改善の大切さを患者さまは実感していただけたようで、とてもよかったです。
■まとめ
学生時代のスポーツがのちのちの身体の不調や痛みの原因になることがよくあります。
大人になると筋力が落ち、関節が少しずつ硬くなり、今まで筋力で補えていたものが補えなくなり、古傷の痛みが出てしまいます。
体に備わっている治癒する力が引き出され、自然と痛みがなくなります。
※腰痛は個人差があり、人により反応の現れ方は違います。
一般的な効果を意味するものではありません。