冬の大敵!雪と寒さで急増する肩こり・腰痛・ぎっくり腰・自律神経の乱れの原因と対策

こんにちは、たすく整骨院です。

寒さが厳しくなるとともに雪が降ることで、体の不調、症状の訴えが増えます。特に目立つのが、肩こり、腰痛、ぎっくり腰、自律神経の乱れの相談が増えます。これらの症状が冬に多くなる理由として、寒冷刺激(ストレス)に対して、私たちの体は血管を収縮させ、体温が下がらないように守ります。この反応によって、筋肉の緊張が現れ、血行不良の反応が生じます。

また、血流が滞り、筋肉や関節周辺に十分な栄養が行き渡らず、老廃物も溜まりやすくなります。そこに、雪が降ると外出時の歩き方がいつもと違う歩き方となって路面が滑りやすく、無意識に体に力が入って、普段とは異なる緊張が体に走ります。

肩こり・腰痛・ぎっくり腰が増える理由

冬季に肩こり、腰痛、ぎっくり腰が増加する主な理由は以下の通りです。

筋肉の硬直

寒さにより筋肉が硬直し、柔軟性が低下します。特に腰周りの筋肉は、体を支える重要な部分であり、硬直すると突然の動きで無理がかかりやすくなります。

⑵血行不良

寒さによる血管の収縮は、筋肉や関節周辺の血行を悪化させます。これにより、筋肉の緊張が高まり、こりや痛みが生じやすくなります。

⑶姿勢の悪化

寒さを避けるために体を縮こめる姿勢が多くなり、猫背や前傾姿勢になりがちです。この不自然な姿勢が腰や肩に負担をかけます。

⑷運動不足

寒さや悪天候により外出が減り、運動不足に陥りやすくなります。これが筋力低下や柔軟性の減少を招き、体の不調につながります。

⑸厚手の上着

防寒のための厚着が、体の動きを制限したり、肩に余計な負担をかけたりすることがあります5

    これらの要因が複合的に作用し、冬季の肩こり、腰痛、ぎっくり腰の増加につながっているのです。

    肩こり、腰痛、ぎっくり腰にならない予防と対策

    冬の肩こり、腰痛、ぎっくり腰にならないためには、日常生活で予防する姿勢が大切です。

    以下の点について参考にしてみてください。

    ⑴適度な運動の継続
    室内でできるストレッチや軽い運動を毎日行いましょう。
    特に朝起きた時や仕事の合間に軽いストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげることができます。

    ⑵暖かさの維持

    外出時は腰回りを暖かく保つよう心がけましょう。

    カイロなどを使用して、肩や腰を局所的に温めるのも効果的です。

    ⑶正しい姿勢の意識

    寒さで体を縮こめないよう、常に背筋を伸ばす意識を持ちましょう。

    デスクワーク時は特に姿勢に気をつけ、定期的に体を動かすことを忘れずに。

    ⑷適切な衣服の選択

    厚着しすぎないよう、体の動きを制限しない服装を心がけましょう。しかし、我慢は禁物です。寒い時は厚着はしましょう。最近では軽いアウターも増えていますので、そういう軽い衣服を選びましょう。

    ⑸十分な睡眠と栄養摂取

    質の良い睡眠をとり、体を休めることが大切です。

    バランスの取れた食事で、筋肉や関節の健康維持に必要な栄養を摂取しましょう。

    肩こり、腰痛、ぎっくり腰の症状に対するアドバイス

    肩こり、腰痛、ぎっくり腰の症状に対して、信頼おける専門家にアドバイスを受けましょう。

    ⑴予防が治療に勝る
    症状が悪化すると治るまでに時間がかかります。そうなる前に、日々の予防する姿勢が大切です。

    日常的なケア
    朝起きたとき、仕事の合間に軽いストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげる工夫を普段から取り入れましょう。

    ⑶適切な衣服選び
    「首や肩に負担がかからない方法を選ぶのがおすすめです。首や肩に重みのかかるような厚着は、本当に寒い日などに限定するようにしましょう」と衣服の選び方についてアドバイスがあります。

    肩こり、腰痛、ぎっくり腰の受診のタイミング

    肩こり、腰痛、ぎっくり腰の症状から以下のようなことがある場合は、早めに信頼おける専門家にご相談ください。

    ◎痛みが1週間以上続く場合

    ◎痛みが徐々に悪化する場合

    ◎日常生活に支障をきたす程の痛みがある場合

    ◎痛みに加えて、しびれや脱力感がある場合

    ◎激しい痛みが続く場合

    ◎足にしびれや脱力感がある場合

    日常生活に支障が出ている場合

    冬の肩こり、腰痛、ぎっくり腰についてのまとめ

      冬の寒さと雪は、私たちの体に大きな影響を与え、肩こり、腰痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こしやすくなります。これらの症状は、寒さによる筋肉の硬直や血行不良、姿勢の悪化、運動不足、厚着の影響など、複合的な要因によって引き起こされます。予防には、適度な運動の継続、体を暖かく保つこと、正しい姿勢の意識、適切な衣服の選択、十分な睡眠と栄養摂取が重要です。症状が現れた場合は、ストレッチや温熱療法などの対処法を試してみましょう。ただし、痛みが長引いたり悪化したりする場合は、迷わず医療機関を受診することが大切です。専門家の適切なアドバイスと治療を受けることで、症状の早期改善と健康的な冬の過ごし方につながります。寒い季節こそ、自分の体と向き合い、日々のケアを怠らないようにしましょう。適切な予防と対策を行うことで、冬の不調を乗り越え、快適に過ごすことができます。

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