卵のパワーが肝臓を守る!

卵は、タンパク質、ビタミン、カルシウム、鉄など、さまざまな栄養を豊富に含む、とても優れた食材です。そんな卵パワーをご紹介いたします。

卵は1日1個まで?

小腹が空いて甘いお菓子を食べている患者さんには、卵を食べるようにすすめています。卵を1日1個以上食べるとコレステロール値が高くなると思われがちですが、そうとは限りません。

たまごには、コレステロールを下げる「レシチン」という成分があります。
レシチンは、コレステロールが多いときに、コレステロールを取り除く酵素の働きを助け、血管内にへばりついてるコレステロールを除去して血管を若く保ってくれます。それだけではなく、胆石予防、脳細胞の活性、高血圧、糖尿病、シミ、そばかすなどの予防になります。

卵を安心して食べていただいても問題ありません。ただし、アレルギーがある人は控えたほうがいいでしょう。また、栄養バランスの摂れた食事のためにも、たくさんの食材を一緒に摂ることが理想的です。

卵が肝臓を守る?

年末年始、忘年会や新年会の季節です。
アルコールを飲んだ時、肝臓でアルコールを分解するために必要な成分があります。

●メチオニン
二日酔いの薬にも必ず入っている成分で、なんと卵には他の食品に比べてはるかに高い数値(卵100g中、約400mg)が含まれています。
●ビタミンB2
ビタミンB2は、肝臓でアルコールが分解されるときに必要な酵素の成分となり、アルコールの燃焼を助けます。

卵にはアルコールの分解に必要となるこれらの成分がたっぷりと含まれています。
この時期はちょっぴりお酒の量が増えがちという方、ぜひ食卓に卵料理を加えてみてはいかがでしょうか(^^)/

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