こんにちは、たすく整骨院です。
最近、ネットニュースやテレビニュースでコンビニワープによる事故が増えているニュースを目にすることが増えました。
交通事故被害者の治療を行っている身としましてはとても見逃せない行為です。交通事故は、被害者、加害者どちらにとっても幸せになれません。ドライバーの意識が低下が招く新たな交通事故を招く行為です。今回はドライバーさんの注意喚起となる記事になれば幸いです。
コンビニワープとは
コンビニワープとは、交差点の角にあるコンビニエンスストアの駐車場を通り抜けて赤信号をショートカットする行為です。この危険な裏技は、わずかな時間短縮のために多くのドライバーが行っています。特に左折時に左側のコンビニを利用すると最も効果的とされていますが、この行為は想像以上に危険を伴います。コンビニワープは、渋滞時や急いでいる際に行われることが多く、ドライバーは自身の行為に引け目を感じながらも、素早く現場を離れたいという心理が働きます。そのため、駐車場内をある程度のスピードで通過することになり、歩行者や他の車両との接触事故のリスクが高まります。
コンビニワープの法的問題
興味深いことに、コンビニワープは道路交通法では直接的に違反とはなりません。これは、コンビニの駐車場が私有地扱いとなるため、道路交通法の適用が難しいためです。しかし、法的に問題がないわけではありません。コンビニワープは「住居侵入罪」に該当する可能性があります。店舗側が明確に禁止している行為を行うことで、刑法第130条の住居侵入罪に問われる可能性があるのです。さらに、この行為によって店舗の評判が悪化し、業績に影響を与えた場合、刑法第233条の「信用毀損および業務妨害」に該当する可能性もあります。
交通事故リスクの具体例
コンビニワープによって、歩行者や車との接触事故が増えているというニュースを目にするようになりました。駐車場に入る際の歩道や路側帯での歩行者、自転車との接触事故、駐車場内での歩行者や他の車両との衝突、さらには駐車中の車両との衝突事故。また、特に危険なのは建物、車からの陰から飛び出してくる子どもとの接触事故です。ドライバーが道路の流れに気を取られていると、重大事故につながる可能性があります。また、バス停が近くにある場合、降車した歩行者との接触事故のリスクも高まります。
コンビニ側の対応と課題
最近のコンビニの壁や立て看板に、コンビニワープの危険な行為を禁止を表す店舗が増えてきました。店舗によっては「ショートカット禁止」や「通り抜け禁止」の貼り紙を掲示し、注意喚起を行っています。また、物理的な対策として駐車場内にポールや柵を設置したり、防犯カメラを活用したりする店舗も増えています。しかし、これらの対策にも関わらず、コンビニワープを完全に防ぐことは難しいのが現状です。
ドライバーへの警告と安全運転の重要性
コンビニワープは、わずかな時間短縮のために大きなリスクを負う行為です。事故を起こしてしまうリスクは、得られる利益に全く見合いません。ドライバーは、この行為の危険性を十分に認識し、絶対に行わないよう心がける必要があります。安全運転の基本は、交通ルールを守ることです。赤信号で一時停止することは、自身の安全だけでなく、他の道路利用者の安全も守ることにつながります。
コンビニワープは危険についてのまとめ
コンビニワープは、一見、渋滞を避ける裏技に思えますが、実際には非常に危険な行為です。交通事故のリスクが高くなり、一瞬の判断が被害者、加害者の人生が台無しになってしまいます。ドライバーは安全運転の基本を守り、わずかな時間短縮のために大きなリスクを負わないよう心がけましょう。交通ルールを遵守することが、自身と他者の安全を守る最善の方法なのです。
当院では交通事故治療を行っております。もし、被害者の方で事故に遭われた方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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