受付の柴原です。
皆さんはどんなタイプの鞄をよく使いますか?
私の愛用はもっぱらショルダータイプ。
なるべく両手が使えるものをと思い、斜め掛けできるショルダーバッグを好んで使っています。
ですが、ここ最近の悩みが、この斜めにかけている左肩の違和感「こり」。
そうなんです。鞄の持ち方は肩こりと密接な関係があるんです!!
どんな鞄を使えばいい!?
「ショルダーバッグ」「ハンドバッグ」「リュック」
3種類の鞄をそれぞれ30分間持ち歩いた場合、肩への負担が少なかったのはどの鞄なのでしょう。
【1位】リュック ⇓
【2位】ショルダーバッグ ⇓ ※下にいくほど負担が大きくなる
【3位】ハンドバッグ ⇓
さて、いかがですか?あなたの使っている鞄は何位だったでしょうか。
荷物の重さや、使用頻度によってもその影響は変わってきますが、
「そういえば最近、肩が重いな~」と思う場合、鞄を選ぶ際は次のことに注意してみましょう。
①リュックの場合
リュックは両肩で荷物を分散して持てるので、他の鞄に比べて肩と首への負担が少なくなります。
ただ、荷物の位置が低くなりすぎると体が後へ反り返り、それをカバーしようと前かがみの姿勢になってしまいます。
荷物が重すぎる場合も同様のことが言えます。
前かがみの姿勢は頭の位置が悪くなり、肩こりや背中が張るなどの症状が出てしまいます。
リュックを背負う際には、ベルトの位置を合わせ、荷物が重くなりすぎないように注意しましょう。
②ショルダーバッグの場合
肩にベルトをかけるショルダータイプの場合、左右どちらかの肩に毎回バッグをかける癖のある人は、体のバランスをとるために自然と斜めの姿勢になっていることが多いです。
ベルトがかかっている方の肩は首の筋肉に、反対側は背中の筋肉に緊張が走り肩こりへとつながってしまいます。
また、斜めにタスキ掛けにする場合。
ずり落ちることもなく、両手が空くので便利ですが、もともと首や肩に違和感がある人にとっては、コリの部分にベルトが直接当たって、肩こりの悪化や頭痛を招いてしまうことがあります。
ショルダータイプを持つ場合は、掛ける肩を左右交互にしたり、ショルダーのベルト部分が幅広いものを選んでください。
荷物は軽くを心がけ、肩こりや頭痛が酷い時には使用を控えましょう。
③ハンドバッグの場合
まず、重い買い物袋を持つところを想像してみましょう。
利き手で袋を持つ場合、体が反対側へと反ってしまうかと思います。頭の位置が傾き、首や肩への負担となります。
持ち手が長い場合は、腕に引っ掛けたりすることがありますが、この体勢で長時間鞄を持ち続けると腕の筋肉疲労へとつながります。
ハンドバッグを持つ場合もショルダーバッグと同様に、左右交互に持つようにしましょう。荷物が二つある場合には、両手に持つ方がバランスが取れます。
肩こりは日々の積み重なり
肩こりは毎日の生活スタイルの積み重なりによって起こります。
パソコンやスマホによる姿勢の影響、眼精疲労、ストレス、毎日持ち歩くカバンの存在も密接に関係してきます。
肩こりを実感しているのに何も対処せずに放っておくと、その積み重なりはどんどん大きくなり、頭痛を引き起こしたり他の部分の痛みを招いてしまう場合があります。
ファッションの一つでもある鞄ですが、ご自身の体調に合わせて、その時持つ鞄をチョイスしてみるのもいいかもしれませんね。
私もぜひ実践したいと思います。
肩こりがなかなか良くならずにお悩みの方、どうぞお気軽にお問合せ・ご相談ください。
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