今月に入り、頭痛やめまいを訴えて受診される患者さまがとても増えています。
福岡では一週間以上前に梅雨入りが発表されましたが、梅雨時期は気温の変化にもばらつきがあり、自律神経の乱れがおこりやすくなってしまいます。
梅雨時期の食事
梅雨時期は食生活にも注意して過ごしてみてください。
湿度が高くなるため、生ものはあまりお勧めできません。
なるべく新鮮なものや、火を通したものを食べるようにして、食中毒に気をつけてください。
体のだるさを感じた時には【ビタミンB群】が効果的。
疲労やストレスに絶大な効果を発揮してくれます。
【ビタミンB1を多く含む食材】
豚もも肉・豚ロース肉・紅鮭・玄米・発芽米など
【ビタミンB2を多く含む食材】
卵・乳製品・魚介類・緑黄色野菜・きのこなど
また、食べ物には、体を冷やすものと温めるものがあります。
梅雨の時期には【体を温める食材】を積極的に取り入れるようにしましょう。
【体を温める食材】
ネギ・生姜・とうがらし・人参・にら・ごぼう・赤身肉・卵・鮭・黒砂糖など
※(赤・オレンジ・黒系のもの)
梅雨時期の睡眠
日中暑くても夜になると急に気温が下がって寒くなったり、
雨が降ったり止んだりすると蒸し暑くなったり、
梅雨の時期はなかなかゆっくり安眠することができません。
寒い日には、体を冷やさないようにして就寝しましょう。
蒸し暑くて寝苦しい日には、我慢せずにエアコンなどを利用するようにしましょう。
その際、室温を26度前後に保つと寝やすくなります。
エアコンをつけっぱなしにすると、体を冷やす原因にもなってしまいますので、寝室の隣の部屋のエアコンを入れるようにしたり、タイマーなどを活用してください。
梅雨時期の運動
梅雨時期は体に水分がたまりやすいです。
水分がたまってしまうと、むくみや冷え、食欲不振へとつながってしまうので、適度な運動を取り入れるようにしましょう。
雨の日でも、室内でできるくらいのストレッチやエクササイズなどで結構です。
無理なく続けられる範囲で取り入れてみましょう。
まとめ
今年はなかなか雨の降らない梅雨となっていますが、来週後半あたりから雨マークが予想されます。
雨が降ると肌寒く感じることがあります。空調のあたり方にも気をつけましょう。
外出の際には羽織を一枚持って出かけるなどして、体温の調節を工夫してみてください。
梅雨のだるさを真夏まで持ち越さないように、今のうちからしっかりと体調管理を行っていきましょう。
気だるさ、頭痛、めまい等でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。