武蔵野市吉祥寺の商店街の一角に「小ざさ」はあるそうです。
店の広さはたった一坪、店頭に並ぶ商品は、羊羹ともなかの二つだけ。
これだけ聞いただけでも、かなりのこだわりと自信があるのだろうと想像できます。
院長の本棚から手に取って拝読した「一坪の奇跡」。
小ざさの二代目店主が78歳で出版された本です。
ブックカバーがかかっていたので著者の写真も名前も見ておらず、私はてっきり男性の方が書いたものなんだと思って読み進めていました。
途中で女性の方が書いたものなんだと気付くのですが、そのくらいに強くて逞しいカッコイイ女性像がうかがえます。
商品を作り上げるこだわり、生き様、働いている方たちとのつながり、業者様とのつながり、家族、そしてお客様。
なんだか子育てみたい…と思うところもありながら読み進め、店主さんの大切にしているものが沢山つまった一冊を堪能しました。
興味のある方はぜひ♫