『油』と聞くと、コレステロールが高い、太る、体に良くない、といったイメージが強いかと思います。
しかし、そんなことはありません。
種類や摂取量、調理の仕方によっては、健康に良い油もたくさんあります。
亜麻仁油については以前もブログでご紹介しましたが、今回は他にも様々な油たちをご紹介したいと思います。
オメガ3系列
体内でつくることができない不飽和脂肪酸です。
食事を通して意識的に摂取することが大切です。血液中の脂質を減らす働きがあります。
亜麻仁油(写真)・えごま油・インカインチオイル
オメガ3系列の油は、最近ではスーパーなどでもよく見かけるようになりました。
加熱はせずに料理の仕上げなどに。院長もイチオシです。
【効果】
・悪玉コレステロール低下
・美肌効果
・ストレス軽減
・アレルギー症状の緩和
・脳の活性化
・アンチエイジング
・高血圧予防
オメガ6系列
オメガ3系列同様、体内でつくることができない不飽和脂肪酸です。
食事や間食から気づかずに摂取していることが多いので、過剰摂取にならないように気を付けましょう。
■ウォールナッツオイル(くるみ油)
加熱により香りが引き立ちます。
暖かい料理の仕上げに。
実は今、私がいちばん気になっている油です。
【効果】
・むくみ
・ダイエットサポート
■グレープシードオイル・コーン油
【効果】
・アンチエイジング
・冷え対策
・抗酸化
■麻の実油
【効果】
・血糖値を下げる
・高血圧予防
・アレルギー・高血圧の緩和
■胡麻油
皆さまご存じ、料理の定番ごま油です。
【効果】
・動脈硬化や二日酔い予防
・アンチエイジング
■大豆油
【効果】
・肩こり
・冷え性改善
・骨粗しょう症の予防
オメガ9系列
体内でつくることができる不飽和脂肪酸です。
酸化しにくいオレイン酸主体の油を使うことで、体内での酸化を防ぐことができるといわれています。
◆アルガンオイル
【効果】
・冷え性改善
・美肌効果
・生活習慣予防
◆アボカドオイル
【効果】
・メンタルケア
・抗酸化
・アンチエイジング
・高血圧予防
◆オリーブオイル
すでに使っている方も多いのではないでしょうか。
消化しやすい油なので、赤ちゃんの離乳食にも使えます。
【効果】
・メタボ改善
・消化吸収サポート
・便秘解消
◆ヘーゼルナッツオイル
リラックス作用があります。
サラダなどにかけてお召し上がりください。
【効果】
・消化吸収サポート
・生活習慣病予報
◆マカダミアナッツオイル
【効果】
・乾燥肌の改善
・メンタルケア
・脳の活性化
飽和脂肪酸
植物性油脂としては珍しい、常温では固化状態の飽和脂肪酸を含む油です。
数年前から人気を誇っています。
▼ココナッツオイル
南国を思わせる甘い香り。味にクセがない油です。
【効果】
・認知症の改善
・ダイエットサポート
まとめ
いかがでしたでしょうか。気になる『油』は見つかりましたか?
名前を聞いただけでもおいしそうな油もたくさんあります。
ここでは紹介しきれていないものもありますが、皆さまもご自分の身体の状態にあった油を見つけてみるのも楽しいかもしれません。
一日の油の摂取量を大さじ2~3杯を目安に、ぜひ試してみてください。