受付の柴原です。
私は小さなころからあくびがよく出ます。そして子供たちもしっかりと受け継いでいます。
この「あくび」のメカニズムについてご紹介いたします。
「あくび」とは
「あくび」は覚醒するべき状況であることを知らせてくれたり、体調の変化を教えてくれる警報措置です。
あくびをするときは口を大きく開けて、深く息を吸ってから吐き出します。あくびをすると、顔や体全身の筋肉が引き伸ばされ、涙が出てきます。これら一連の動作によって、頭がスッキリしたり、ドライアイの予防にもつながります。
車の運転中、授業中、会議中、緊張した時、退屈な時、眠たい時
こんな時に出るあくびは、大脳を覚醒させて集中力をアップさせる働きがあります。
呼吸法にはない、あくび特有の効果です。
心配な「あくび」
とくに眠くもなく、退屈しているわけではないのに、あくびが連発して出てしまうことがあります。
季節によっては花粉症が影響していたり、乗り物酔いや偏頭痛の前兆、空腹時やその他に脳に異変が起こっている可能性が考えられます。
また、心理的なストレスは「あくび中枢(室傍核)」に刺激を与え、あくびを誘発させます。こんな時に出るあくびを『生あくび』と言ったりしますが、生あくびが頻繁に出ている時は、無理をせず身体を休めながら様子を見るようにしてください。