受付の柴原です。
寒さが増してくると、空気も気分もどんよりと沈みがちです。
- 毎朝、布団から出るのに時間がかかる
- 日中たまらないくらいの眠気に襲われる
- 甘いものや炭水化物が無性に食べたい
- なにかとイライラすることが多い
冬の間だけやる気が起こらずに気分が滅入ってしまうことを「冬季うつ症」と言います。
なぜ冬場だけなのか。
それには理由があり、こんな症状を改善させるためのコツもあります。
同じような症状でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
冬季うつ症の原因
冬季うつ症は、11月頃から始まり3月頃になると次第に改善されることがほとんどです。
主な原因は日照時間の短いことによる日光不足があげられます。
日光不足は、自律神経やホルモンバランスの乱れを生じさせ、ビタミンDの不足を引き起こします。ビタミンD不足は免疫力の低下、心身の落ち込みを招きやすくしてしまうのです。
また、冬季うつの症状の一つとして、食欲が増し、とくに炭水化物を求める傾向にあることが分かっています。そのため、冬になると太りやすい、炭水化物を求めるという人は、冬季うつを発症している可能性があります。
気分よく過ごすコツ
ここで注目したいのが、「ビタミンD」。
ビタミンDは骨粗しょう症の予防にも不可欠な栄養素です。
本来なら、紫外線を浴びることで皮膚から作り出されるビタミンDですが、日照時間の短い冬場はこのビタミンDの量が不足しがち。
晴れ間がある日は積極的に外出し、日光浴がおすすめです。
そして、ビタミンDは食事からも摂ることが出来ます。
ビタミンDが多く含まれるのは、魚類やきのこ類など。
魚介中心の鍋料理、
きのこたっぷりの味噌汁、
魚ときのこを使ったオーブン料理なども体が温まって良いでしょう。
必要に応じては、サプリメントも活用できます。
しかし、過剰な摂取は禁物です。
サプリメントはあくまでも捕助的なものなので、用法容量を守りましょう。
バランスの良い食事、適度な外出、十分な睡眠を心がけ、どよ~んとした気分を吹き飛ばしましょう!
急な冷え込みで痛みが出たという方や、寒さで体調が崩れがちな方も、どうぞお気軽にご相談ください。