新年、明けましておめでとうございます。
年末年始、いかがお過ごしでしたか?
急な冷え込みで、体がすこしお疲れ気味なときかもしれません。
そしてお正月明けは、腸内環境が乱れやすい時です。
次の項目により多く当てはまるほど、腸内環境の改善を心がけましょう。
▢タバコをよく吸う ▢運動不足 ▢ストレスを感じやすい ▢寝つきが悪い ▢朝食を食べない ▢肉が好き ▢野菜不足 ▢外食が多い ▢アルコールをよく飲む ▢おならが臭い ▢便が臭い ▢便秘ぎみ ▢下痢気味 ▢残便感 ▢肩こりがひどくなった ▢肌荒れ ▢風邪をひきやすい ▢蕁麻疹がよくでる |
腸の中には、様々な種類の細菌がグループを作ってすみついています。これを顕微鏡で覗くと、それらがまるでお花畑に見えることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。
腸内フローラを作る細菌には大きく分けて三つの種類があります。
まず一つ目が『善玉菌』。
なかでも代表的なものが乳酸菌で、お腹の調子を整えたりと体によい働きをしてくれる菌です。
二つ目が『悪玉菌』。
体にとって有害な物質を作りだし、便秘や下痢などの症状を引き起こします。
三つ目は『日和見(ひよりみ)菌』。
善玉菌にも悪玉菌にも属さずに、どちらか強い立場の方に味方につく菌です。
ベストな状態の腸内フローラは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌が【2:1:7】の割合であること。この状態を保つことが体調管理にとってとても大切になります。
自律神経が崩れると腸内環境のバランスも悪くなってしまう可能性があります。
年末年始に生活リズムがすっかりくるってしまったという方は、規則正しい生活を心がけ自律神経を整えましょう。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、多彩な働きを持つ素晴らしい臓器です。
年末年始の疲れを引きずらず、健やかに新年がスタートできるよう、ぜひ美しい腸内フローラを心がけましょう。