雨の前の日になると肩こりが悪化する理由

雨の前の日、当日になると慢性の肩こりが悪化するというご相談いただくことがあります。
雨、低気圧の影響受け、体に不調が現れることを天気痛と言います。
また、雨(=天気痛)に影響を受けやすく、肩こりを訴えるのは圧倒的に女性に多く相談されます。

雨の前日に肩こりが悪化する理由

悪化する理由の前に抑えておきたいホメオスタシス

わたしたちの体は、ホメオスタシスという機能が備わっています。
ホメオスタシスとは、日本語でいうと恒常性維持といって、外部環境に適応するようため、体温や呼吸、血糖値、免疫などを一定に保つための働きです。
周囲の環境が変わっても、自分の状態は常に一定に保つということです。

ホメオスタシスと自律神経

ホメオスタシスが働くうえで、とても重要なのが自律神経です。
自律神経は交感神経、副交感神経があります。
交感神経は日中に活動して仕事や運動するために働く神経、副交感神経は夜に活動して休息して、疲れをとるために働く神経です。
それぞれが交感神経、副交感神経がバランスよく働いていることが大切です。
しかし、雨、低気圧の影響を受ける天気痛持ちの方は自律神経が乱れやすいことがわかっています。

肩こり悪化の理由は交感神経

雨、気圧が下がると、身体は少なからず気圧ストレスを受けます。
ストレスを受けると、身体は外部の環境に適応するためホメオスタシス機能が働き、交感神経が活発に働きます。
交感神経が活発に働くと、本来であれば副交感神経が交感神経の興奮を落ち着かせようとしますが、うまい切替ができないでいると、常に交感神経が活発状態が続いてしまいます。
交感神経の活発状態が続くと、血管が収縮し、血流の流れが低下してしまいます。
それにより、酸素不足により、筋肉には乳酸やヒスタミンなどの痛み物質が増え、神経が痛み物質を受け取り、弱点となる「肩」にこりの症状を引き起こししまいます。

女性の肩こりは前かがみの姿勢不良も関係している

頭の重さは、体重の10/1の重さがあると言われています。
例えば体重45kgの方だと、頭の重さは約4.5kgあると言われています。
負担の日常生活において、前かがみに作業することがほとんどです。
スマホ、パソコン、家事、育児などすべて前かがみではないでしょうか?
前かがみの姿勢が長時間続くと、頭を支える首の筋肉が常に緊張状態が続き、筋緊張によって血流が低下により、老廃物、痛み物質が溜まり「こり」と繋がってしまいます。
日頃から正しい姿勢と柔軟な首を身に付ける必要があります。

【肩こり対策】正しい首の位置を身につけましょう

全身映る又は上半身が映る鏡をご用意ください。
鏡に対して、横を向きます。(右横、左横どちらでもいいです)
横を向いたら、耳の穴と肩が一直線になるように、頭を後に下げ、顎を少しずつ上げていきます。
次に肩が前に位置してる巻き肩の方は胸を広げて、耳の穴と肩が一直腺になるように調整しながら探ってください。
そうすると、結構な後ろ重心と目線が高くなったように感じると思います。
これが理想の頭の位置です。
しかし、この姿勢を普段から保つことはできません。
ひとつの意識として心がけ、真っすぐ立つとき、座っているときにぜひ挑戦してみてください!

【参考:天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる】
この本は天気痛の悩んでいる方の参考になります。ぜひ、手にとって改善するヒントになればと思います。

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