髪と頭皮から身体をみる

季節の変わり目になると「抜け毛が増えた」と感じることがあります。これは、新しい髪の毛が生えてくるための大切なヘアサイクルです。

ですが抜け毛、薄毛、白髪フケ、頭皮のかゆみなど、髪や頭皮のことでお悩みの方はとても多いです。
もしかすると、髪の毛の成長を妨げてしまう要因が、普段の生活環境に潜んでいるかもしれません。

原因を考える

要因① 遺伝

脱毛症の原因として、遺伝的要素は深く関わっています。
とくに、遺伝が深くかかわっている男性型脱毛症の場合、遺伝因子が1つあった場合でも脱毛症になりやすく、75%の男性が薄毛体質を受け継いでいると言われます。

要因② ストレス

薄毛になりやすい人の8割が神経質タイプ」という統計があるそうです。
ストレスからなる皮脂の分泌量増加や、自律神経の乱れが原因となり髪の毛が栄養不足となって脱毛が多くなってしまいます。

要因③ 食生活

よい髪の毛を育てるには何を食べるかがとても大切です。
注意したいのは、肉食など脂分の多い食事の取り過ぎ。髪の毛はケラチンというたんぱく質でできているため、たんぱく質が不足すると薄毛や脱毛が起こりやすくなります。

要因④ タバコ

タバコの煙に含まれるニコチンは血管を収縮させるため、栄養分が頭髪を育てるのを妨げます。

要因⑤ 健康状態

とくに大事なのは、胃腸の健康状態をよくしておくことです。
いくら髪に良いものを食べていても、うまく消化吸収されなければ、髪の健康を保つことができません。
また、肩こりも頭皮の血行を悪くするので改善が必要です。

要因⑥ 間違った手入れ

肌質に合っていないシャンプーや整髪料を使用している場合、皮膚刺激で抜け毛が増えることがあります。

要因⑦ 紫外線

紫外線は頭皮のコラーゲンやエラスチンに変化を起こし、おもに頭頂部や額の生え際部分が硬くなり薄毛が起こりやすくなります。

要因⑧ メラニン色素の減少

白髪の場合、遺伝の影響もあげられますが、通常は頭皮の老化によって起こります。髪の毛にはメラニン色素が含まれていて、それが毛髪の色を左右します。頭皮の老化により、メラニン色素が作れなくなると、白髪が増えていきます。

予防法はあるの?

あります。
個人差はありますが、予防はできるのです。

予防① 頭皮の血行を良くする

薄毛・脱毛予防でもっとも大切なことは、頭皮を健康に保つことです。

シャンプー
すすぎを念入りに行うことで、汚れや皮脂を落として皮膚環境を良くします。
マッサージ
習慣化して頭皮の血行を良くします。首や肩、背中が凝り固まっていると、頭部へ血液が流れにくくなります。肩甲骨のストレッチなどで凝りをほぐしましょう。

予防② バランスの摂れた食事

脱毛・薄毛のほかに、白髪の唯一の予防策はバランスのとれた食事です。
なんでも撮りすぎは良くありません。ほど良くバランス良くを心がけましょう。

■つとめて摂りたい食品
タンパク質大豆、レバー、卵、魚
ビタミンA肝油、うなぎ、レバー、
小松菜、ニラ、緑黄色野菜など
ビタミンB米ぬか、小麦発芽、牛レバー、チーズ
ミネラル牡蠣、しょうが、牛ひき肉、
ナッツ、はまぐり、たら、ココアなど
カルシウム干しエビ、煮干し、うるめいわし、
ひじき、ごま、チーズなど
■なるべく避けたい食品
刺激物唐辛子、こしょう、わさび、カフェイン
塩分
糖分
アルコール

予防③ 便秘の改善

便はデトックスの役割を果たしますが、便秘になると老廃物が溜まってしまうため新陳代謝が悪化します。胃腸の動きを活発にするためにも、便秘を改善していきましょう。

予防④ 睡眠不足・疲れの解消

睡眠不足になると、自律神経の働きが乱れます。
よい髪の毛をつくりだす細胞の修復のためには睡眠・健康は欠かせません。

髪や頭皮でお悩みの際は、まずその要因を改善していきましょう。
当院では、おすすめの頭皮マッサージもご紹介しております。どうぞお気軽にお尋ねください。

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